ちょい読み!報告ダイジェスト

enechan_paperful_top_1このたび、北海道エネルギーチェンジ100ネットワークでは、2015年8月29日に北海道大学で開催した、エネチェンフォーラム「風はだれのもの?」の報告書を作成しました。その内容をWebでダイジェストでお読みいただけるようにしました。

以下のリンクからご覧ください。

INDEX

1)開催にあたって

ごあいさつ 藤井賢彦(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授)*
エネチェンからの問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授)*
はじめに 長谷川理氏(エコネットワーク)

2)第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題

「風力発電が野鳥に与える影響〜自然エネルギーと野鳥の共存を目指して〜」
浦達也氏(公益財団法人日本野鳥の会自然保護室)
「洋上風力発電と海洋生態系への影響および漁業協調について」
中原裕幸氏(一般社団法人海洋産業研究会常務理事)

3)第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか

「WWF鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト
〜地域と共存できる再生可能エネルギーのあり方について」
市川⼤悟⽒(WWFジャパン⾃然保護室気候変動・エネルギーグループ)

4)ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる

コーディネーター 長谷川理氏(エコ・ネットワーク主任研究員)
パネリスト 中原裕幸氏・浦達也氏・市川⼤悟⽒・吉田文和・藤井賢彦

5)第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために

「科学的な環境アセスメントのための情報の収集・解析・公開」
金子正美(酪農学園大学環境共生学類教授)*
「環境アセスメントとアセスメント情報の公開について」
後藤達彦氏(NPO法人EnVision環境保全事務所)
「環境アセスメントを活用する~より民主的かつ透明な決定を目指して」
遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類教授)*

6)ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して

コーディネーター 長谷川理氏
パネリスト 金子正美・後藤達彦氏・遠井朗子
鈴木亨(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)*
宮本尚(北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク代表)*

【登壇者プロフィール】こちらをご覧ください。
*印の登壇者は北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの委員です。

>ちょい読み!報告ダイジェスト INDEX
>報告(1)開催にあたって
>報告(2)第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
>報告(3)第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
>報告(4)ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる
>報告(5)第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
>報告(6)ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して

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フォーラムの全内容を記録した報告書は以下の2種類です。

無料! 【電子BOOK-pdf】本サイトからダウンロードしてご覧いただけます。
エネチェンフォーラム「風はだれのもの?」全報告(電子ブック)
購入できます!【書籍版】エネチェンフォーラム「風はだれのもの?」全報告
電子BOOKのダウンロード、書籍版の購入はこちらから

本報告書は、公益財団法人北海道新聞野生生物基金の2015年度助成金、エネチェンを応援してくださっている会員・市民のみなさまの「gooddo」を通じたクリック募金を活用して作成いたしました。

本報告書作成にあたって、会員の平田剛士氏にご尽力をいただきました。この場をかりてお礼申しあげます。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク 作『エネチェンフォーラム「風は誰のもの?」報告書(電子ブック・書籍版・ダイジェスト)』はクリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
このライセンスで許諾される範囲を超えた利用の可能性については北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク事務局へお問い合わせください。 http://enechan100.com
※なお、ゲスト講演者である、中原裕幸氏、浦達也氏、市川大吾氏の講演内容・ディスカッションのご発言については、著作権は各人(または各組織)に属します。引用等の際は各講師にお問い合わせください。
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-報告ダイジェスト(1)開催にあたって

ごあいさつ 藤井賢彦(地球環境研究所の北海道大学大学院准教授) 抜粋

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-私自身は、「エネルギーチェンジ」の必要を感じて再生可能エネルギーを推進する立場です。専門は海洋生態系でして、地球温暖化あるいは海洋酸性化という現象にともなってそれがどう劣化するかを評価して将来を予測する、という研究をしてきました。

-二酸化炭素を含む温室効果気体が温暖化の原因だと考えられていますから、その削減を目指すべきだ、というところまでは、おそらく多くの方に合意していただけると思うのです。 そのためにエネルギー政策も変える必要があり、まず省エネ・節エネを進める、といったことの必要性については、大半の合意を得られると思います。 一方で、化石燃料発電から原発もしくは再生可能エネルギー発電への転換が提案されてきました。原発への転換については合意は得られていないと思いますし、再生可能エネルギーに関しても課題が多く残っているわけです。

-きょうはこれから、いろんな立場の方たちとの議論を通じて、どこまで合意できていて、どこから先の合意を探らなければならないかを考えていきたいと思います。 先日の『北海道新聞』が紹介してくれたように、立場の異なる人たち同士が議論を交わす、全国でもチョー珍しいフォーラムです。なかなかない機会ですので、ぜひ活発な議論をお願いします。

…全記録は、電子ブック、または書籍版でどうぞ

 

エネチェンからの問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授) 抜粋

002yoshida-私はドイツの脱原発や再生可能エネルギーへの取り組み をずいぶん調べてきました。ドイツ政府は、それまで進め てきた放射性廃棄物処理計画をいったん白紙に戻す決定を しましたが、その当事者たちに聞くと、「最大の教訓は、 関係者の参加と透明性がいかに大切かということだった」と話してくれました。 北海道固有の問題としては、まさにこのフォーラムのトピックですけれど、道北地方でいま、膨大な数の風力発電所の建設計画が進んでいる問題があります。

-アセス書類には「地元意見」が書かれています。それを見ると、地元では立地賛成派が多いようです。反対の声を上げているのは地元ではごく一部で、そのほかは外部の自然保護団体が反対している、という構図になっています。 道北地方で人口減少が加速していることが背景にあると思います。過疎化が猛烈に進んでいるなかで、新たな経済効果への期待感は強いでしょう。

-一番大きな論点は、累積的影響をどう評価するかということです。これだけ多数の風車を集中的に建てた時の影響をどう見るか。しかし事業者の配慮書や方法書では、個々の候補地全体の評価はするんだけれども、いったいどこにどれだけ建つかという情報公開が不十分で、配慮書を読んでも分かりません。個別の立地審査だけでは不十分なのに、国も道も、累積的影響評価の方針ははっきりしていません。

-現状ではそもそも、アセス書類が手に入らないんです。縦覧期間が過ぎたら手に入らなくなるなんて、この情報化時代に「情報公開」とは言えません。

-これから道北地方で風力発電を進めるなら、環境アセスメントの評価書づくりに専門家や地域の関係者が参加する形がありうるし、今の制度のままでも工夫次第で可能ではないでしょうか。

…全記録は、電子ブック、または書籍版でどうぞ

 

はじめに 長谷川理氏(エコネットワーク) 抜粋

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-このフォーラムが紹介された北海道新聞の記事でいえば、僕は「慎重派」ということになるでしょうか。

-今日お集まりいただいたみなさんも、お考えはさまざまだと思うんです。はっきりと「風力発電には 反対、風車は不要」とおっしゃる方もいるかもしれませんし、逆に「もっと導入すべき」という方もいらっしゃるでしょう。「生態系への懸念はあるけど、エネルギー問題も無視できない」とか、「自然エネルギーを推進したいけれど、ホントに問題がないか心配」という葛藤をお持ちの方もいらっしゃると思うんです。 今日のこの場は、いろんなスタンスの方が集まって情報共有する場です。僕自身も、いろんな立場の方に話を聞か せていただき、より深く考える機会にしようと思って、コーディネーターをお引き受けしました。

…全記録は、電子ブック、または書籍版でどうぞ

>ちょい読み!報告ダイジェスト INDEX
>報告(1)開催にあたって
>報告(2)第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
>報告(3)第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
>報告(4)ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる
>報告(5)第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
>報告(6)ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して

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フォーラムの全内容を記録した報告書は以下の2種類です。

無料! 【電子BOOK-pdf】本サイトからダウンロードしてご覧いただけます。
エネチェンフォーラム「風はだれのもの?」全報告(電子ブック)
購入できます!【書籍版】エネチェンフォーラム「風はだれのもの?」全報告
電子BOOKのダウンロード、書籍版の購入はこちらから

-開催概要

エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」
北海道の自然と再生可能エネルギーの共存について、

情報と知恵を出し合い、開かれた議論をしよう。

20150829chirashiA■日時 2015.8.29(土) 12:30 OPEN  13:00 START
■会場/北海道大学大学院地球環境科学研究院D棟201号
■資料代 一般800 円 学生・会員600円
■参加方法 事前申込要・先着順200名 FAX、E-mail等で申込み

【内容】

ご挨拶 藤井賢彦(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授)*
問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授)*

■第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
「風力発電が野鳥に与える影響〜自然エネルギーと野鳥の共存を目指して〜」
浦達也氏(公益財団法人日本野鳥の会自然保護室)
「洋上風力発電と海洋生態系への影響および漁業協調について」
中原裕幸氏(一般社団法人海洋産業研究会常務理事)

■第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
「WWF鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト
〜地域と共存できる再生可能エネルギーのあり方について」
市川⼤悟⽒(WWFジャパン⾃然保護室気候変動・エネルギーグループ)
ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる
コーディネーター 長谷川理氏(エコ・ネットワーク主任研究員)
パネリスト 中原裕幸氏・浦達也氏・市川⼤悟⽒・吉田文和・藤井賢彦

■第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
「科学的な環境アセスメントのための情報の収集・解析・公開」
金子正美(酪農学園大学環境共生学類教授)*
「環境アセスメントとアセスメント情報の公開について」
後藤達彦氏(NPO法人EnVision環境保全事務所)   「環境アセスメントを活用する~より民主的かつ透明な決定を目指して」
遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類教授)*
ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して
コーディネーター 長谷川理氏
パネリスト 金子正美・後藤達彦氏・遠井朗子
鈴木亨(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)*
宮本尚(北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク代表)*

おわりに 藤井賢彦、宮本尚

【登壇者プロフィール】こちらをご覧ください。
*印の登壇者は北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの委員です。

主催/北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
共催/北海道大学大学院地球環境科学研究院藤井賢彦研究室
協力/エコ・ネットワーク 認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク

案内チラシダウンロード
表面 http://www.enechan100.com/2015forum/20150829enechanA.pdf
裏面 http://www.enechan100.com/2015forum/20150829enechanB.pdf

本フォーラムは、公益財団法人北海道新聞野生生物基金の助成金をいただいて開催しました。
Facebookの本イベント案内ページ https://www.facebook.com/events/875190399218893/